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LEGO 12V Train Series (Gray Era) ![]() 黄金時代:レゴトレイン完成の至高の味 1980年からの10年間、それはまさにレゴトレインにとって究極の黄金時代 とも言うべき素晴らしい時代でした。発売される製品のクオリティ、デザイン、 リアリティ、そして鉄道としての発展性。どれをとっても完璧な、素晴らしい セットが発売され続けました。 例えば車輌であったとしたら細かいところまで再現しようとする努力が感じられ、 全体の雰囲気とミニフィグとのマッチングまでも考慮に入れられています。 そして圧巻なのが、ポイントや信号機までもが遂に電力遠隔操作可能になった点でしょう。 この新12Vシリーズの登場により、メルクリンなどの鉄道模型となんら変わること無いパフォーマンスを レゴで満喫できるようになったのです。 またストラクチャーや駅舎などにも気を配って製品化しており、このシリーズ全体の完成度を 高めることに貢献しています。 ![]() ![]() ![]() もちろんシリーズの花形はなんと言っても車輌ですが、これが実に細かく、 鉄道として必要な物を一つ一つ丁寧に製品化してあります。 編成物と車輌のセットに加え、それに付け加える特殊車輌や客車、貨車などが これでもかというくらいにラインナップに加わり、また一つ一つの造型も それはそれは見事でした。 とりわけ12Vモーターユニットはデフォルトで蒸気機関車用のピストンロッドとシリンダーが 装着できるようになっており、またそれが単体でボギー台車にもなるという現在の9Vに受け継がれる システムを採用しておりました。 究極のシステムそれが新12Vシリーズだったのです。 ![]() これは新しいコントローラーです。ところで右側に写っているレバーの様な物、なんだか分かりますか? 実はこれは実際の鉄道をイメージした「スロットルレバー」なんですね。コントローラー本体の上に ポッチで装着して操作するという。いやはや恐ろしいまでに、細かいところまで神経が行き届いています。 そしてこのコントローラーと接続させてポイントや信号の遠隔操作を行うのが各種スイッチ類です。 ![]() これは遠隔操作のポイントモータースイッチです。 ![]() そしてこっちは信号機です。どちらもコントローラー付近に接続し、遠隔操作が行えるように システムを構築する際に必要になります。 ここまでご覧になってお分かり頂けた通り、新型12Vシリーズはまさに理想のシステムであり、 それに加えて車輌やストラクチャーセットの完成度の高さと充実ぶりは圧巻でした。 しかしながら1980年の登場からたった10年の現役時代を過ごしただけでこの12Vシリーズは終焉を迎えます。 確かにシステムの構築、とりわけ複雑なレイアウトの設置にはかなりの労力と時間を必要とする ことは否めない事実であるでしょう。また信号やポイントなどの電化部品が多く、 それらを円滑にレイアウトにまとめていくことはメインターゲットである10歳前後の子供には 体力的にも、経済的にも、かなり厳しいことだったのかもしれません。 当時はまだまだ大人が本格的にレゴの世界に参入していた訳ではないのです。 こういった事情があったからなのでしょうか10年に渡った素晴らしい新12Vシステムは、 走行以外の遠隔操作を持たず、レールが全てセクションごとにユニット化された 9Vシリーズへとその主役の座を明け渡したのです。 |
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